外資系損害保険代理店様のご依頼により、損害保険代理店システムの企画・開発・保守業務を開始して約19年になります。現在のシステムは、外資系損害保険代理店様において、約15年にわたりお使い頂いております。その間、M&Aによる代理店様の業務拡大により、契約件数の大幅な増加がありましたが、経理部門においてはほとんど増員することなく業務が遂行されております。

なぜ、契約件数が大幅に増加しても、ほとんど増員が必要ないかと言いますと、当社の損害保険代理店システムは「収支明細表・一括保管総合表の編集記帳が必要なく、総勘定元帳用データ仕訳の必要もない」という特徴があるからです。

収支明細表も一括保管総合表は、自動編集出力、総勘定元帳用データも自動仕訳です。人手を要しませんので、契約件数が増加しても、これたに係わる業務遂行時間は、変わらないという訳です。

このような自動編集出力は、当社の損害保険代理店システムの当初からの機能として組み込みました。損害保険代理店が備えなければならない帳票であるならば、自動編集出力にすることで、契約件数増加の影響をなくすることができる、と考えたことが始まりでした。