ひとつは、省エネです。体温を維持するためには、ある程度エネルギーを消費しますが、日光を浴びていると自家発電によって体温を一定に保つためのエネルギーを節約できます。更に、日向でゴロゴロしていれば、運動によるエネルギー消費も少なくて済むといった単純な理由が挙げられます。
ふたつめは、紫外線を浴びるです。日光に含まれる紫外線を浴びることで、体毛の表面に付着した細菌を殺菌消毒している可能性もあります。また、太陽の光を浴びることで歯や骨をつくるのに欠かせないビタミンDが活性化されます。ビタミンDが不足すると「クル病」など骨格系の病気を発症しやすくなることを、もしかしたら、本能的に知っているのかもしれません。
にれんののっているチェック柄の布の下は、ダンボール箱で作った炬燵です。にれんの重さで潰れそうです。