水仙は毒を持っています。ニラの葉と誤認して食べたり、ノビルを採取するときに水仙の球根が混じっていて食べてしまったりしないように注意が必要です。
水仙の花は、白い花弁の中央から黄色い副花冠(ふくかかん)が出ていて、白色と黄色がバランス良い美しさで楚々としています。葉はしなやかに伸びて、高雅な趣を漂わせます。
花言葉は、”うぬぼれ”です。ギリシャ神話では、若さと美しさを兼ね備えた美少年<ナルキッソス>が死んだあとには、水仙の花が咲いていたという伝承から、スイセンのことを欧米ではナルシスと呼びます。また、<ナルキッソス>は、ナルシ(シ)スト(ナルシシズム)という語の語源にもなっています。