屑籠に頭を突っ込んで、綿棒やテイシュを引っ張り出します。聞くところによると、吾輩だけではなくて吾輩の従妹なども同じようにして、遊び道具を手に入れています。吾輩は、一人っ子で小さい時に今の家に来ましたから、誰からも屑籠あさりは教わっていません。教わらなくても、吾輩の親戚猫はみんな同じようにして遊んでいます。