雨引山に登る途中、通称、雨引観音と呼ばれている楽法寺へ立ち寄りました。雨引という名前の由来は、嵯峨天皇の時代の干ばつ時に、ここでの法要が雨をもたらしたことから、勅命で山号として雨引山と名付けられたのだそうです。
楽法寺は、古くは推古天皇の病気平癒や、光明皇后の安産に関わっていたりする由緒ある寺です。
境内では、孔雀が放し飼いで飼われていました。池があって、鴨やアヒルが泳いでいました。孔雀は羽を広げませんでしたが、太陽に輝くエメラルドブルーは、宝石以上に美しくジッと見とれてしまいました。子供の頃、祖母に連れられて水戸の三夜さん(さんやさん)で羽を広げた孔雀を見た時のことを懐かしく思い出しました。