白馬三山(しろうまさんざん)とは、富山県と長野県にまたがる3つの山(白馬鑓ヶ岳2,903m、杓子岳2,812m、白馬岳2,932m)の総称です。
初日は雨、白馬鑓温泉小屋は天候によるキャンセルが多かったようで、宿泊者は少なくゆっくり温泉に浸かることができました。
二日目は、明け方は降っていましたたが、その後青空になり、温泉小屋から鑓分岐までの約800mの登りは、 七竈の実が真っ赤に色づき、草紅葉も美しく景色を楽しみながら登ることができました。
左手の尾根には天狗山荘が見え(写真の真ん中あたり)、昨年の積雪で一部倒壊したため、入り口の板のバッテンが見えて痛々しい感じでした。
やはり、白馬鑓ヶ岳は雄大でいいなと思います。山頂から白馬山荘が見えましたが、あっという間に雲で覆われてしまいました。
下山しようとしたら、大雪渓から登って来たという人が声をかけてくれて、雲の切れるのを待ってシャッターボタンを押してくれました。後方の尖がりが白馬岳です。
杓子岳の道標が傾いてぐらついていたので、まっすぐに直して石で固定し終えたところで、 天狗山荘のテン場へ向かうという人と言葉を交わしてお互いにパチリ。
三日目の白馬山頂付近は、冷たい風がビュンビュン吹いてとても寒く、小蓮華山あたりまでその寒さが続きました。
船越ノ頭の手前で一羽の雷鳥を見かけた後、昨年会った雷鳥調査の人に、また会いました。調査開始から5年になるとのこと。
白馬大池付近は紅葉、雲ひとつない青空に水面が輝き、まぶしいくらいの綺麗さでした。